お金の不安を解消する方法3選

お金の不安を解消する方法の1つ目は、手に職をつけることです。
お金の悩みは仕事の不安定さが起因となっていることが多く、「今の仕事を辞めたら働き口がない」という思い込みが大きな障壁となることが少なくありません。

たしかに現状はコロナ禍で失業率も上がっており、転職をするには有利な状況とは言えないかもしれませんが、手に職をつけることで転職確率は上がります。

例えば簿記や宅建といった資格をとることで転職の幅が広がりますし、ホームヘルパーについては一定の学習と研修を積めば取得することができ、介護職に就く際に非常に有利になります。

手に職をつけると聞くと、職人芸や突き詰めた専門知識を思い浮かべることも少なくないかと思いますが、働きながらでも頑張れば身に付くスキルや、取得できる資格は存在します。

今もしもあなたが不安にかられて何もしていないのであれば、手に職を付け、自分に自身を持つことで仕事への不安が期待に変わり、お金の不安が解消されることでしょう。

まずは不安だと嘆くことをやめて、今の状況を脱するアクションを起こすことで、お金の不安は少しずつ解消されてくるのです。

お金の不安を解消する方法の2つ目は、貯金の習慣をつけることです。

貯金があることでイレギュラーな支出に対応することができ、それにより家計は安定するのでお金の不安は小さくなります。
しかし、今まで貯金をしていない人が急に貯金をするとなると、「貯金に回しているようなお金はない」と、最初から諦める場合が少なくありません。

そこでおすすめしたいのが「先出し貯金」です。先出し貯金とは、給料が入ったら貯金する金額を別口座や別財布に分けて貯金をし、残りのお金で家計を組むことです。

先出し貯金の考え方で家計を組んでみると、今までの生活費に無駄があったことに気づかされることが少なくありません。
1ヶ月の必要経費を、貯金を引き算した後の予算で考えることで、効率良く使うことができます。

しばらく先出し貯金を続けていくことで、支出金額が絞られて、また貯金も積みあがっていきますので、いざ何かイレギュラーが出た時に対処しやすくなりますし、また貯金が貯まることで人生の選択肢も増えることとなります。

このように貯金の習慣を身に付けることで、お金の不安が解消し、生活が大きく前進しますので、今貯金ができていない人は先出し貯金で、早速次の給料日から貯金を始めてみましょう！

お金の不安を解消する方法の3つ目は、貯金を投資に切り替えることです。

急に「投資」と聞くと、仮想通貨やＦＸといった運の要素が強い投資商品を思い浮かべるかもしれませんが、NISAや積立てNISA、iDecoといった、節税の要素もある投資制度が近年では利用できるようになっていますので、投資自体のハードルが昔よりも下がっています。

NISAについては少し違っていますが、積立NISA、iDecoといった投資制度は投資というよりは貯金に近いものになります。
いずれも決まった金額を毎月積み立てて、長期間保有する中で元手を少しずつ増やしていくことができます。

もちろん投資商品ですので元本が保証されているわけではありませんが、通常税金が引かれる収益について非課税ですし、
iDecoについては投資額が所得税や住民税から控除されますので、銀行の定期預金よりも遥かに魅力的な積立制度になっています。

20歳から毎月銀行に3万円ずつ貯金をすると、60歳になるまでに約1500万円貯めることができますが、
20歳から毎月積立NISAに3万円積み立てることで、状況によってはその倍の金額を60歳で受けとることができる展開も夢ではありませんし、
また決してギャンブルの要素が高いアクションでもありません。

結婚や老後等、将来に備える貯金をするのであれば、現状は断然銀行へ貯金をするよりも、積立NISAやiDecoに対して積み立てる方がはるかに有効なアクションであると言えます。

毎月コツコツ貯金をしても、老後に対して十分な金額を積み立てることができないと考えると不安も大きくなりますが、積み立てたお金が増える可能性を十分に含んでいると考えることができるようになると、お金の不安が小さくなっていくことでしょう。

ノーリスクではないので最終的には個々人の判断にはなるものの、お金の不安を減らすべくお金を貯めたいと思うのであれば、是非投資に対してアクションを起こしてもらえたらと思います。