上手にお金を管理している人の習慣5選

上手にお金を管理している人の習慣の1つ目は先取り貯金です。

貯金は使った後、余ったお金を貯めようと思うと、中々うまくいかないもので、貯蓄分の金額を先にマイナスしてから家計を組むことで、貯金を簡単に習慣化することができますし、無駄遣いを抑えることができます。

給料のうち、10％を貯金に回すことができたら上々と言えるでしょう。

例えば年収300万円をもらっている人の月収のモデルが約20万円になるので、そのうち2万円を先に貯蓄に回して、残りの18万円から家賃、光熱費、通信費、食費、医療費、被服費等生活費に回すような家計の組み方をし、その残りがお小遣いになります。

このように貯蓄分を先に引いておくことで、自分に甘えずに貯蓄を上手に習慣化することができるのです。

上手にお金を管理している人の習慣の2つ目は、人付き合いを広げ過ぎず、人間関係を絞ることです。

八方美人で誰に対しても、どのグループに対しても親しく付き合っていると、お金も時間も浪費することになってしまいます。

自分にとって未来に繋がり、投資になる人間関係がどの人間関係なのかを選別し、人間関係を絞ることでお金も時間も節約できますし、自分にとって有用な人間関係がより濃くなることとなります。
コ
ロナ禍によるニューノーマルの時代が到来し、冠婚葬祭への向き合い方や飲みニケーションの文化が大きな変化を迎えていきそうですが、プラスに捉えれば、本当に大事な人間関係だけにお金も時間も絞ることができるチャンスであると見ることもできるでしょう。

上手にお金を管理している人の習慣の3つ目は、自炊を楽しむことです。

自炊をしない人の言い訳として「一人分を作る方が、お金がかかる」といったものがありますが、大量に作っておき冷凍できる献立はたくさん存在しますし、何より自炊をすることで食材料費だけが節約できるだけではありません。

外食をすることで、塩分・脂質・糖分の多く野菜が不足する食生活になりがちで体調を崩す要因になりますが、それを自炊にスライドすることで体調や気持ちが良化しますし、医療費の節約にもなります。

それに自炊に慣れてくると「自分で作ったご飯の方が外食よりも美味しい」という状況にもなりますので、お金と上手に向き合いたい人は一石二鳥、一石三鳥が望める自炊を是非始めてみましょう。

上手にお金を管理している人の習慣の4つ目は、お金のかからない趣味を持つことです。
お金のかからない趣味を持つことで、お金が節約できるだけではなく、QOL（クオリティオブライフ）が大幅に向上します。

それは仕事のクオリティの向上にも繋がっていくことでしょう。
お金がかからない趣味としては、ボランティアがおすすめです。ボランティアには色々なものがありますし、それぞれにコミュニティがありますのでお金をかけず新たな知識やスキルが身に付きますし、新たな人脈を築くこともできます。

お金のかからない趣味はお金の節約になるだけではなく、人生そのものを充実させるきっかけにおなることでしょう。

上手にお金を管理している人の習慣の5つ目は、投資とギャンブルを混同せず、投資とうまく向き合っていることです。

今から投資を上手に活用したい人におすすめなのはiDecoです。iDecoは毎月自動的に、事前に組んであるポートフォリオに対して投資信託でお金を積み立てることのできる制度です。
差益分に対して非課税であるだけでなく、投資額分が所得税や住民税から控除になりますので、節税の効果が期待できます。

2021年3月現在で、企業年金への加入のない企業で働く会社員で毎月23000円まで積立が可能となり、年間約27万円を積み立てることができます。30代から積立を始めて、60歳になる頃には元本が割れていなければ約800万円を受け取ることができますし、運用がうまくいっていれば元本が30年かけてゆるやかに倍増している、などといった状況になっている確率も決して低いものではありません。

銀行にお金を眠らせておくよりも様々な恩恵を受けつつ、貯蓄もできてお金を増やせる制度になりますので、今まで投資に触れたことがない人は是非iDecoから投資を始めてみてはいかがでしょうか。